インタビュアーコラム

オフィスの実験場を堪能してきました

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オフィスの実験場を堪能してきました
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2022年11月の「2023コクヨフェア」に合わせ、自社社員が実際に働くコクヨのオフィス実験場「THE CAMPUS」のフロアの一部がアップデートされました。
ハイブリッドワーク時代の新しい働き方を実験し、新たな空間やプロダクト、サービスなどが発表されています。
ということで、アップデートされたTHE CAMPUSのフロアを訪問しました!

総括すると、

11階・・・経営と社員をつなぐHUBとしてのオープンラウンジ
10階・・・コクヨらしいプロジェクトワークのスタイルを模索する実験場
6階・・・ワーカーとワーカーが信頼関係を築くフロア
ということになります。

とくに興味深かったのは10階です。
昨今、多くの企業ではプロジェクトワークで仕事が進んでいますが、そのプロジェクトチームを割り当てられるフロアです。
秘匿性よりもオープンさを重視しており、互いに助け合いながらやっていくという思想で作られていました。
プロジェクトブースを構成する家具は、ソファやテーブルから、キャビネット、植栽、ゴミ箱、オブジェにいたるまですべて可動式。
さまざまな形や大きさのプロジェクトルームを作れます。
さらに、空間自体の照明なども紐づかせて、プロジェクトの状態やフロア内の状況が可視化され、iPadのアプリでエリアごとに照明の色を変えたり、エリアの場所や大きさを変えたりできるのでした。

経営層との一体感を持ちにくかったり、働き方の変化でプロジェクト型の仕事が増えたり、ハイブリッドワーク下で距離感が生まれて人を育成しにくくなったり、というのは昨今のオフィスの共通課題です。
全体を広く”コミュニケーションの課題解決”と考えると、「経営層とワーカー」、「ワーカーと社外パートナー」、「ワーカーとワーカー」という相手ごとのコミュニケーションを促進させる、興味深い場ができていました!

原田さん、芥川さん、どうもありがとうございました!

インタビュアー=吉田久則

記事はこちらコクヨ「THE CAMPUS」の最新アップデート フロアが解決するオフィスの課題