世界約100カ国のグローバル基準で「働きがい」に関する調査・分析を行い、ランキング結果を各国のメディアに発表している専門機関が、Great Place to Work®(GPTW)である。米国では毎年1月の「FORTUNE」誌で「働きがいのある会社」ランキングを発表しており、そこに名を連ねることが一流企業の証とされている。
2005年からは日本でも活動を始め(Great Place to Work® Institute Japan:GPTWジャパン=働きがいのある会社研究所)、「働きがい認定企業」を月に1度発表。さらに認定企業のうち特に働きがいの水準が高い上位100社を「働きがいのある会社」ランキング ベスト100として年に一度発表している。女性ランキング、若手ランキング、地域優秀企業といったサブカテゴリーでの表彰も行っている。
GPTWジャパン代表の荒川陽子氏に日本の会社における「働きがい」がどう変化しているかを伺った。
コロナ禍によってテレワークが浸透し、リモート会議なども日常茶飯になった今、働く人たちの仕事に対する価値観が多様化している。そんな中で、今の仕事について、胸を張って「働きがいがある」と答えられる人はどのくらいいるだろうか。
インタビュアー=高橋朋子