東日本大震災の際、音楽だけでは人を救えない辛さに直面しました。災害時にまず必要なのは衣食住ですから。悩んだあげくたどり着いたのが『ごちめし』でした。
そう語るのは、安室奈美恵などを手掛けた敏腕音楽プロデューサー、今井了介さん。
「ごちめし」人に食事をふるまうことができるアプリでしたが、このコロナ禍で今井さんは飲食店を支援するために生まれた「さきめし」の提供を始めました。類似サービスとは異なり、店舗からの手数料を取らない仕組みがこだわりです。
生き生きとパワフルな今井さんの最近の日課は、社会貢献へつながる「ごちめし・さきめし」ビジネスをグローバル展開する時期に備えて、朝5時半に起床して英会話を学ぶことだそう。
音楽業界と飲食業界というまったく異なる分野で「ワクワク」を成功させ、さらなる「ワクワク」を追い求める今井さんが、今後また違う分野であっと驚く展開を見せてくれるのが楽しみです。