株式会社VACAVOの「食育マルシェ」は、野菜ソムリエなど「食」の有資格者が講師になり、野菜宅配などがセットになった食体験付きの食育セミナー。
企業は健康経営や福利厚生の一環としてセミナー開催を同社と契約する。コロナ禍の今はオンラインでの開催だが、セミナー後に宅配で新鮮な野菜を参加者に届ける「おうち便」も好評だという。
「食のオタク」たちを通して食体験を広めたいと語る代表取締役の長岡康生氏にお話を伺った。
「食育」というと子ども向けと思いがちだが、大人にとっても、「料理」で感動することはあっても、「食材」で感動する体験はあまりない。
企業に健康経営が広まれば、我々の日常に不可欠な「食」が豊かになり、ひいては日々の生活にも潤いが生まれる。
一次産業である「食」の生産者と消費者を直接「おいしさ」でつなぐビジネスの今後の拡大に期待したいです。