日本ではアートは身近なものとは言えず、美術展などに足を運ばなければ触れることができない「芸術」だ。
自宅に飾る絵を買う習慣もあまり根づいていない。
そんな中で、オフィスの壁にアートを取り入れる企業が増えているという。
オフィスアート事業「WASABI」を展開する株式会社NOMALの平山美聡氏によれば、アーティストが壁に絵を描くミューラル(壁画)は、日本ではまだ目新しいが、海外では身近な文化だという。
より多くの人が身近でアートを感じられるオフィスアートの世界について伺った。
ごく一部の愛好家のためだけでなく、オフィスや街の駅、病院などのパブリックスペースにアートがある社会は、文字通り、彩り豊かな社会となるだろうと考えさせられた。
インタビュアー=高橋朋子