当社がインタビューサービスを始めたわけ

私たちコンテンツイズキングでは、インタビュアーを育成し、インタビュー代行、インタビュー型記事制作サービスを実施しています。
オウンドメディア制作を主業務とする私たちが、そのようなサービスを提供することにした経緯について、ご紹介します。

  1. 企業はもっと、さまざまなバリエーションに富んだ情報を発信すべき。情報量が足りなさすぎる。でも、ほとんどの経営者は、何を発信したらいいかわからない。
  2. それなら、私たちが、「聞き役(インタビュアー)」として、「いい感じの質問」をすれば、経営者も答えやすいのではないか。
  3. そのためにインタビュアーを育成すれば、インタビュー内容をインタビュー型の記事として発信していける。

まだ実績はまだ十分ではありませんが、「今まで、長年、頭の中にこびりついていたもやもやした形にならないメッセージが、スーッと抜けていって、形になった気がする」「考えが整理できた」「これはみんなに読んで欲しい!」「自分から言うと言いにくかったけど、聞かれたから答えられた」という感想もいただいています。おかげさまで、おおむね好評です。

インタビューサービスを実施して感じた「本当の価値」

インタビューで実感するのは、インタビュアー(インタビューする人、聞き手)がインタビュイー(インタビューされる人、話し手)を育て、反対に、インタビュイーもインタビュアーを育ててくださる、ということ。大げさかもしれませんが、お互いに協力して、何か新しいアイデアにたどり着こうとする、言葉のやりとりがそこにあります。

たとえば、インタビュアーが質問したことに対して、インタビュイーが即答できず、ちょっと黙り込んでしまうようなとき。そういうとき、インタビュイーが沈黙の中で考え、そしてひねり出した答えに、何かものすごい可能性を感じさせる、新しい言葉の誕生を感じられる瞬間があります。それこそが、もしかしたらインタビューの「本当の価値」なのかもしれません。

普通に文章として記事を書いていたら、そのような自問自答(自分が自分に頭の中でインタビューするような書き方)の結果、ついつい答えやすい質問と回答に終始してしまい、けっして、そのような新しいアイデアやメッセージに出会えていなかったのかもしれないからです。

もし、インタビュアーが、このような「沈黙の価値」が理解できていないと、ついつい助け船を出すつもりで、答えやすくするためのヒントを出して、かえって、回答内容が陳腐なものになったりしてしまいます。ありきたりなインタビュー記事になってしまうのです。ここに、インタビュアーとしてのトレーニングの重要性があります。

適度に悩みながら答えてもらえるようなインタビュー。それもいいですね。インタビュー記事は、もちろんあとから編集できるものですので、チャレンジ精神でぶつかってみたらいいと思います。

オウンドメディアの記事として活用できます

「インタビュー形式や対談形式の記事だと読みやすい」という人もいます。
「インタビュー形式の記事は読むのが面倒くさい、普通の記事がいい」と言う人もいます。
人それぞれですが、無理に対談形式っぽくしなくてもいい、と思います。インタビューしたからといって、必ずしも、対談(ダイアローグ)形式の記事にしなくてもいい。普通の記事にしてもいいし、モノローグ(一人語り)形式にするのもいいでしょう。

いずれにせよ、オウンドメディアの記事に変化を付けたいときなどは、うまく活用できると思いますし、知り合いをインタビュアーに見立てて、インタビューごっこをしても、なにか面白い切り口に出会えるかもしれませんね。

何を質問したらいいかわからないときは、当サイトに掲載されている多数のネタの切り口たちを参考にしてください。そこから質問を作っていけば、面白いことが聞いていけると思います。