企業を改革に導くためにとことん寄り添うコンサルタント会社!

【株式会社 アバージェンス
ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビュー】

コンサルティング会社といってもやり方は様々。業務の見直しだけではなく、人材教育にも力を注いでいるアバージェンスはどんな取り組みをしているのでしょうか?

成果にこだわりプロジェクトが終わるまで泊まり込む

株式会社 アバージェンス ディレクター辻田拓人

辻田 弊社は法人様向けのコンサルティングを手がけている、コンサルティングファームです。

そう口火を切ったのは、アバージェンス設立当時からのメンバーであり、現ディレクターの辻田氏。
続けて話すのは入社2年にしてディレクターを務める葛西氏。

株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏葛西 アバージェンスには、3つの特徴があるんです。1つ目は、プロジェクト期間中に必ず適格な成果をあげること。2つ目は、成果を上げるために組織内のマネジメントをマネジャーの変革という手段で行うこと。3つ目はマネジメントの評価を通じて、マネジャーだけではなく社員の認識や行動を変え、それを習慣化させて結果的に成果につなげていくということです。

3つ目は教育みたいな感じですか?

葛西 教育というより実践ですね。仕事のやり方を変えるということです。1つ目の「成果」というのは、売上の拡大、コスト削減など営業利益の改善といったことです。あとは常駐型で、お客様のところに日々行きます。プロジェクトはだいたい4~6か月が多いのですが、終わるまでお客様の近くのホテルで寝泊まりします。

ずっと泊まり込むのですか!それはすごく特徴的ですよね。

葛西 それだけ成果にこだわっているからですね。もちろん土日は帰りますけど(笑)。

一日中、一緒にいることも?

葛西 動き方としては、お客様に1部屋借りてプロジェクトルームを作ってもらい、基本、我々はそこに常駐します。1人の人間が複数の人間を管理しているので、朝30分ずつぐらいミーティングをして、場合によっては夕方にもう1回して、今日の成果はどうだったかということをフォローします。
辻田 現場を見ることもありますよ。生産の現場があれば生産の現場も見ますし、営業の現場だと同行する。そういったことをして問題を発見し、見すえていきます。

密接しているからこそ、見えてくるものがあるのですね。お客様はどういった方が多いですか?

葛西 多種多様ですが、我々と相性がいいのがオーナー系企業です。それはなぜかというと、トップダウンでものごとを進めていくことが多いからです。オーナー系だと、トップダウンの意思決定をしていくことが多いので我々と相性がいいんです。オーナー様は企業の創業者や、その3代目や4代目の方が多いですね。

多い業界などはありますか?

辻田 産業界メーカーが多いです。特に我々がお手伝いするのが、数百億から数千億の3代目の方など。3代歴を重ねて、組織の格を上げていきたい、組織の規模を一段と上げていきたいというときにお手伝いすることは多いですね。

制度が変わっても人材のモチベーションが向上しなければ意味がない

株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビューお客様はどういったことに悩まれているのでしょう?

辻田 典型的な悩みは、業績が悪化していてなかなか改善されないといったものです。国内の市場はいろいろな意味で縮小傾向にあるのですが、とはいえ人員を強化していて売り上げを伸ばしていかないといけない状況にあります。あと最近多いのは、働き方改革の悩みですね。

働き方改革、最近よく聞きます!

葛西 世の中、様々な会社で働き方改革に取り組んでいると思いますが、どこも、やり方や目的が偏っていると思うんです。残業時間を減らす、ルールを入れるといった制度に寄りがちになってしまいますが、実際にやらなくてはいけないのは、ソフトな部分。マネジメントのやり方を変えるとか、社内のコミュニケーションを変えるということに手をつけていないケースが多いと思います。(働き方改革について、葛西幸充氏はこちらのサイトでもインタビューを受けられています。

たしかに。いくら残業時間が短くなったとしても、人間関係とかコミュニケーションの問題を改善できないと、社員のモチベーションも上がりませんものね。

辻田 我々は、仕事を面白くできる部隊です。大きな組織になると、ブラック企業と言われたり、若い方が辞めてしまう問題などがあると思うのですが。仕事というものは本来面白いものなのに、そういう形になっていない組織、企業、チームが本当に多いと思うんです。我々は戦略を書いて渡すだけではなく、会社の中に入り込んで議論して、作り変えていく部隊ですので、仕事の面白さに火をつけることができると思っています。

本気で人の意識を変えるプログラム

お仕事を依頼されたお客様からは、どのような反応がありますか?

辻田 教育の話なのですが、社長様からは、「本当の意味で教育プログラムを受けることができた」と喜んでいただけることが多いです。成果や売り上げを向上させて喜んでいただけるのはもちろん、人が変わった、人が育った、人が造れたと喜んでいただけることが、一番うれしいですね。

教育プログラムというのは具体的にはどういったものなのでしょう?

辻田 2016年から始めたものですが、経営幹部候補30~40代を弊社に10名ほど集めて、1~3週間のトレーニングです。

どんな反響がありますか?

辻田 ちょっと変わったことをしているので、大反響です。具体的には、「もしあなたがプロジェクトの責任者だったら、どんな判断をしますか?どんな振舞いをしますか?」というようなシミュレーションを行い、最後には本当に演劇もやります。劇場を借りて、プロの演出家の方も呼んで指導していただきます。

それは、インパクトがありますね!具体的なやり方を聞くと、泊まり込みとか演劇とか、本当に独特なことをされていらっしゃる。創業されてからのエピソード、苦労したことはありますか?

辻田 苦労したのは人材の育成です。社員の優秀さが業績に直結しますので、設立メンバーは腕に自信ありでやっていきましたが、人間ですので毎年歳をとる。どうやって次世代を育てていけばいいのか、3~4年ほど迷走しました。今は毎週水曜日に我々が講師になって、入社1~2年目の社員を稽古する形で、実践的なトレーニングをやっています。

他に苦労したことはありますか?

葛西 いまだに苦労しているのは、知名度向上です。まだ40人くらいの小さなファームですから、自分たちの価値をコンサルティングサービスによってどのように世の中に知らせていくべきかということは、悩みどころです。広報活動として、雑誌にインタビュ―記事を掲載したり、講演会をさせていただいたり、出版物を発行しているのですが、今のところ大きな反響には結びついていません。目標はテレビに扱ってもらうことですね。仕事に真剣に取り組んでいるので、なかなか余裕がないのですが、ドキュメントのように勝手に撮ってもらえると良いのですが。

やはりテレビの力は強大ですね。演劇のシーンなどが放送されたら、すごく反響がありそうな気がします。ちなみに辻田様は、このお仕事を始められたきっかけなどはあるのですか?

辻田 コンサルタントになって何か成し遂げたいという思いはもちろんあったのですが、以前いた職場、業界から逃げ出したかったというのが大きな理由ですね。

株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビュー

葛西 そんなネガティブな理由だったのですか(笑)。
辻田 ネガティブです(笑)。遊んでいても給料がもらえるようなところで、このままだと本当にまずいなと思いました。業界自体も良いものではありませんでした。

楽なほうから大変なほうへ逃げたのですね(笑)。それでしたら、ポジティブな理由のようにも思えます。葛西様はいかがですか?

葛西 私は、親が個人で経営コンサルティングをやっていたのを見ていて、もともと良いなとは思っていたのですが、普通の会社に就職したときに『サラリーマンサバイバル』という本を読んだことがきっかけでしたね。著者は日本の伝説的なコンサルタントである大前研一さんです。大前さんみたいなになりたいと思って、まずは本に書いてあったMBAという資格を取りに行き、マネジメントの勉強をして、プラウドフットジャパンと縁があってコンサルタントになりました。

もう、お二人とも向上心高すぎです!

向上心となんでも吸収できる素直さが成長する鍵

株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビューどんな企業に御社のことを知ってほしい、利用してほしいですか?

辻田 これまで、我々のビジネスはB to Bでしたが、これからはB to Cも行っていきたいと思っています。先日、たまたまB to Cの機会があり、飲食業さんでしたが、コンサルティングによってすぐにお店が良くなっていく様子がわかるのですよね。そうした面白さがあって、個人的には世の中の目にふれる仕事をしていきたいです。元気のいい、野心的な日本企業を応援しています。

日本人は欲が少ないですか?

辻田 少ないですね。大きな変化を好まない方が多いのではないかと思います。ご経験が少ないからというのもあるかもしれませんが。

大きい目標を持つと潰れてしまう人と、持つことによって発揮できる人がいると思うんです。それは見きわめられますか?

辻田 我々はそれぞれの人にあった高い目標を立てさせています。ただ、有言実行と言いますか、覚悟を決めさせることで、会社の成長や支援、次世代を作り出すことにつながることもあるので、目標を口に出すことは、すごく大切なことだと思っています。

たしかに。周囲の人に目標を宣言して、逃げられない環境を作ることで、モチベーションを保てることってありますものね。ところで、人材を募集する場合は、どういう方が御社にマッチすると思いますか?

辻田 向上心がある人ですね。いろんなものを吸収しなければいけないので。ただし、「やりたい」というだけの方はあまり歓迎しません。能力が高い方じゃないと務まらないと思います。優秀だけど、屈折している傷のあるような方がいいです。自分のうまくいってない部分を抱えている方。順風満帆な方よりは、悩まれている方のほうがいい。私も悩みを抱えている方ですから。

男性と同じように女性の力を正当に評価できる環境へ

今後はどのような事業に力を入れていくご予定ですか?

辻田 我々のコアである「ベーシック1.2.3」を外さないことを前提に、世の中で時流にのっている様々なテーマを扱えるようにしていきたいです。あとは、グローバルの案件プロジェクトを支援していきたいですね。日本企業のグローバルでの活躍や成長もそうですし、日本ブランチなど、国内でも成長を支援したいです。

株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビューマネジメントイノベーション育成をしている中で、女性ビジネスの交流会を開催していると聞きました。女性からの反響はどうですか?

葛西 女性の交流会は、今も続けています。女性に有利な環境になっていると思います。女性の力を男性と同じように正当に評価できる環境になるのは間違いないでしょう。

女性にとってはうれしい話ですね。では、最後に読者にメッセージをお願いします。

葛西 自社で変えようと思っていることができない状態が長年続いているのであれば、一度、外部を使ってみるという選択肢をぜひ考えてもらいたいと思います。我々にお任せいただければ、必ず成果を出せる自信があります。
辻田 我々を使うことによって、時間を稼げます。短期間で結果を出せるので、時間を有効活用する意味でも、ご検討いただきたいですね。

コンサルタントとして、クライアントに教える立場のお二人ですが、教えることを通じて新しい発見があり、日々の自身の成長につながるそうです。企業の利益向上だけでなく、そこで働く人々のやる気を底上げしたいという本気の思いが伝わるインタビューでした。もし個人向けのコンサルティングがあったら、ぜひ指導してもらいたいなと思う榎並でした。
株式会社 アバージェンス ディレクター葛西幸充氏&ディレクター辻田拓人氏インタビュー